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蒼穹のカルマ4

蒼穹のカルマ4 (富士見ファンタジア文庫)いい意味でエンターテインメントしている作品だと思う。新刊が出る度にどんな展開をしてくれるのかわくわくする希少なシリーズ。毎度毎度よくもまあこれだけネタがつきないものだわ。ある意味、ネタそのものがこのシリーズの生命線なので、あらすじにさえ踏み込めないのがつらい(苦笑)。

表紙の駆真様のセクシーショットが一部で話題だったようだが、まあ見たまんまということで。駆真があまり暴れてくれなかったのがちょっと不満だったかなあ。

1巻の時に比べて、かなり文章もこなれてきたので読みやすい。電車の中で読んでて変な人化してました。ご注意を。

引きも予想外の展開。これは5巻も楽しみですよ!

テーマ:ライトノベル感想 - ジャンル:小説・文学

2010.03.07 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

絶対女王にゃー様

絶対女王にゃー様 (ガガガ文庫)知る人ぞ知るJ・さいろーのラノベ作、『にゃー様』こと「絶対女王にゃー様」。

一言でいうとすんごいえろい。一般文芸とかにたまに見る乾いてカサカサしたえろさじゃなくて湿ったえろさというか。J・さいろーといえば自分の中では「ゆのはな」の穂波のイメージが強いんだけど、あの時より数段えろい。これが妄想力というものか!!! 昔テレホンセックスという言葉とか流行ったなーとか思い出したが、はまるのも無理はないわ。本作も感情を抑えた淡々とした文体で綴られていて、その辺りもえろさを引き立てている感じがする。感情という余計な情報があまり表に出てこないせいかも。今では当たり前となったえろげの綺麗なイラストやエロかわいい声も、妄想力を邪魔しているところがあるのかもしれないなあ。

そんな感じで、ガワはえろいけど中身はちょっぴりミステリアスな青春小説。いじめにあって登校拒否になった少女『香苗』とその幼馴染の少年『輪玖』、そしてその少年のあこがれの少女『結華』の三人を中心に話が進んでいく。なぜ香苗が『にゃー様の宮殿』などというサイトにアクセスしていたのか。そしてにゃー様とは一体誰なのか。正体を見破ろうとする輪玖の気持ちをまるで見透かすように弄ぶにゃー様から目が離せない。こんなにゃー様の一挙一動から芽が離せなくなる私って、すでに奴隷にでもなったのかしら(苦笑)。

一方、三人の多感な中学生達のとても微妙な関係にも注目。あこがれとコンプレックスと恋心とがないまぜになった複雑な気持ちの上で成り立つ微妙な関係が、いつ、どのようにして変わっていくのかがとても楽しみ。にゃー様はアメをあげてからムチでしばきたい放題するみたいな怖いことを言っていたけれども。一体どんな結末を迎えるやら…。

一巻の最後で香苗が登校するということになって彼らの微妙な関係が早くも動き出した。にゃー様の意味深な物言いといい、引きはいい感じ。早く二巻を読まないと。

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2010.02.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

幻想譚グリモアリスII 千の獣が吼ゆるとも

幻想譚グリモアリスII  千の獣が吼ゆるとも (富士見ファンタジア文庫)前巻に知らされた四面楚歌の状況からなんとか一筋の光が見えてきた。その分話の大枠が見えてきた巻でもあったけれども、その話のスケールの大きさにちょっと心配になった。さすがに風呂敷が大きすぎて綺麗に畳めるのかちょっと心配に。まあ、その分長く話を楽しめるということで、今後の展開に期待しよう。

今回は誓護が大活躍な反面アコニットは本来の力を出せず守られる立場に。アコニットが誓護を心配してぼろぼろ泣く場面は、かわいらしく思うと同時に随分弱くなってしまった印象を受けた。無尽蔵の魔力を封じられて牙を抜かれると、彼女の生来のツンデレな性格が強調されてかわいらしいったらありゃしない。

お約束とはいえ、アコニットのブレザー姿はおいしうございました。彼らの学園生活は全然食べたりないので、学園編を書いてくれるとうれしいな。松竜氏の描くブレザー姿をもっと堪能したい!

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2010.01.30 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

幻想譚グリモアリスI されど魔刃の名のままに

幻想譚グリモアリスI  されど魔刃の名のままに (富士見ファンタジア文庫)新シリーズになって最初の巻。前シリーズの読者としては特に違和感なく読めた。まずまずの出来じゃないかしら。

正直、前シリーズでは話の出口が全然見えなかったので、新シリーズにしてリセットしたのはよかったと思う。ヒロインのアコニットが反逆者として追われるという大筋を軸に、今後どういう展開をしていくのか期待したい。

しかし、どうせなら非モテでキモイという誓護の設定も消してしまって良かったと思うんだが…。ただのシスコン気味の兄貴だしなあ。祈祝の歳と引っ込み思案の性格を考えたらあれくらいの構い方も理解できる。

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2010.01.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

蒼穹のカルマ3

蒼穹のカルマ3 (富士見ファンタジア文庫)三巻まで読んで、だんだんこのシリーズが面白くなってきた。

蒼穹園騎士団元帥の音音ちゃんが、ある日突然高校に通いたいと言い出したからさあ大変、ということで始まる蒼穹のカルマ学園編。相変わらずどたばたやってるけど、そんな中でこっそりキャラは増えるわ重要な謎は増えるわ。徐々にこの世界の輪郭が浮かび上がってきて俄然楽しくなってきた。これだけの要素を見せている割にさらりと書ける作者は上手いなあ。

それはそうと、最後の最後で姪のために騎士団をあっさり放り出した駆真。次巻は一体どうなることやら。ストーリーもそうだけど、話の舞台も一体どんなネタで来るのか、刊行が待ち遠しい。

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2010.01.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

蒼穹のカルマ2

蒼穹のカルマ2 (富士見ファンタジア文庫)一巻と比べて随分角が取れて丸くなったという印象。

今回は立ち塞がる障害の不条理さが随分おとなしくなった感じ。とはいえ、綺麗にまとまってたので読んでてストレスはなかった。最後は空獣と姪の在紗にはなにやら秘密があることを匂わせて〆。ちょっとずつ、この世界の舞台が見えてくるようで楽しみになってきた。不条理系話で行くのかと思ったけど、ひょっとして王道ファンタジーで行くんかな。

徐々にキャラが増えてきたけど、駆真小隊の三人娘より今回入った松永がメインになりそうなのがちょっと残念。面白そうなキャラ達だったからもっと見たかったんだけど。

あとアステナは普段どうしているのやら。ちゃんと元の世界に戻れていないはずだけど…。生活力のなさがとっても心配です。

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2010.01.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

僕は友達が少ない 2

僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)あほだよなー。ほんとあほだわ、こいつら。

隣人部が全員揃ってどんな話になるかと思えば、子供のケンカを延々見ている感じ。爆笑というより、なんだか昔を思い出してしまって懐かしく感じてみたり。微笑ましいわ。

全員揃って見てみれば、全員イタいがそのイタさがオタクとか変な方向に逝っているというより精神的に幼稚なだけなので、基本的にまともといえばまとも。そんな中で理科だけがメカモノBLに走っているというわけのわからなさ…。もうほんとに色物過ぎてどうするのやら、作者の料理の腕に逆に期待してしまいますな。

個人的には小鳩がお気に入り。マリアと取っ組み合いのけんかの所なんか、昔の小学生の自分を思い出して痛いやらおかしいやら。「…あんちゃんは、うちのあんちゃんなんじゃ…」といって寝に来る小鳩がかわいくてかわいくて仕方がない。

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2010.01.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

蒼穹のカルマ1

蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)読んでて昔の古き良きライトノベルを読んでいるかのような印象を受けた。嫌いじゃないけど、一巻だけでは可もなく不可もなくという所。

ゴールに向かって一直線に突き進み、シナリオに配置された不条理にも思える障害を圧倒的な力でねじ伏せていく主人公を見て楽しむ作品かと。ただ、昨今の丁寧な展開をするラノベに読み慣れていると、あまりの展開の脈絡の無さにポカーンとすること請け合い(苦笑)。一巻ではまだまだキャラの魅力が書き込めていないせいか、キャラで魅せる力もまだ弱い。勢いだけで読者を引っ張ることもまだ難しいかな。

ベースは、主人公の駆真の妹在紗へのシスコンっぷりを楽しむコメディなんだけど、舞台は結構重苦しい感があるのが特徴的。軍が使う天翔機関から始まって、なぜか人々の脅威となっている怪物「空獣」、親はこの歳ですでにいないし、駆真自身の設定もほじると重そうな感じがあって、脳天気なストーリーにいい意味で締りが出ている感じがしますな。

ま、問題はこの話がどういう風に展開していくかだけど…。コメディものか、何か事件に巻き込まれていくのか、正直想像がつかない。予想がつかないという意味で、続きが気になる作品ですな。買ってあるからさっそく読まなきゃ。

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2010.01.19 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

僕は友達が少ない

僕は友達が少ない (MF文庫J)残念系青春ラブコメという触れ込みだが、どちらかというとギャップ萌え?

内容は、残念な美少女達が部活と称して放課後だらだら遊んでいる様子を書いただけの短編集。その中でも、ネットスラングや文字組み合わせによる表現など、今時の日本語表現で遊んだ文体が楽しい。

このイラストでこのキャラでエロゲ作ったら絶対キャラゲーとして人気出そうだな(笑)。個人的にイチオシが妹の小鳩。何このかわいい生き物! こんなかわいい妹欲しいわ。

頭をからっぽにして読める作品なので、ヘビーな小説を読んで疲れた際にぜひどうぞ。あとがきにもあるように、のんびりでいいから長く続くといいなあ。

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2010.01.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)一言でいうと、狂人達による青春ミステリー。

芯は普通のミステリーものであったりするわけだが、本作品はミステリーの目くらましのために主要な人物であるみーくんとまーちゃんを狂人に仕立て上げた、まさに主客転倒な作品だと思う。しかもまーちゃんの壊れっぷりが強烈すぎて同じくらい壊れているはずのみーくんが常識人に見えてまた混乱する。文章はあくまでみーくんから見た立場で進んでいくのだが、そのみーくんが嘘つきなために、読んでいるこっちが拠って立つ所があやふやになってしまって、まるで無重力状態に放り出されたよう感触を受けてなんか気持ち悪くなってくる。

とはいえ、そんな気持ち悪い感触も最期まで読めばちゃんと事件は解決するしハッピーエンドに落ち着くので、読後感は不思議なことにすっきり。この辺がこの本の魅力なのかなあ。

しかしこのシリーズ、9巻も出版されているのが驚き。みーくんとまーちゃんをもっと深掘りしていくのか、あくまで舞台装置としてのみ使っていくのか気になるなあ。ただ、本巻を読んだ印象があまりに強烈すぎてすぐには続刊を読む気にならないかな。少しお休みが欲しい…。

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2010.01.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

マテリアルゴースト(4)

マテリアルゴースト〈4〉 (富士見ファンタジア文庫)死にたがりの衝動の謎の解明、そしてそれから解放されて安息のひとときを手にいれたように見えた主人公の蛍だが…。

という出だしで始まる本巻。ヘルメス、そして耀という外乱によって、自分を支えてくれていた存在とユウという大切な存在に気づく話なのだが、どうにも展開がぎこちなく感じて受け付けなかった。読んでいても、キャラがどうしてそういう行動、思考をするのかついていけなかったのよね。どうしてそういう考えをしたかは、その行動をとった後の方で説明はされるんだけど、納得行かなかった。本シリーズって個性的なキャラ同士の会話に目が行きがちだけど、実は世界観とかキャラそのものの拠って立つ所とかの説明がいまいち不足していたからなのではないかと思い立った。

このままヘルメスが敵になっただけならさっさと流す所だけれども、最後の最後でとんでもない引きをかましてくれて、どうしてくれよう状態。あの場面には本当に必然性はあったのかと問い詰めたくなる引きなので、どうケリをつけてくれるのか読まざるを得ないはめに。あと短編1巻長編1巻なのでもうちょっと付き合うかな。

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2010.01.13 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

マテリアルゴースト 3

マテリアルゴースト 3 (富士見ファンタジア文庫)ついに蛍の死にたがりの衝動の謎が明らかにされた巻なのだが…。正直この設定はどうなんだろうかと思わないでもなかったり。うーむ。

設定が雲をつかむような話で、どうも切実な思いとして湧き上がる感情が出てこないのだが、多分このシリーズはおとぎ話として読むのが正しいのだろうなあ。蛍のような状況になった場合、どう考えてどう行動するのか。この巻の最後で、彼は『生きる』ことを決断したのだけれども、一読者としてはその決断の行方を見守ることにしましょうかね。

そういえば、同作者の生徒会の一存も、一人の女性を幸せにすることと全員を幸せにすることが相反する場合にどのように振舞うか、というテーマだったことがこの間刊行された最新刊で判明したし。バカやりながらも真面目な人生の問題を書いていくのが、この作者のスタンスであり魅力なのではないかと思った。

それは置いておいて。コメディ部分は相変わらず飛ばしていていい感じ。妹の傘がデレ度MAXなのでユウもデレまくりでハーレム状態に…。って、ハーレム好きだよなあ、作者。

そしてエピローグでは、悪霊やら世界の悪意などというよくわからない物ではなくて、もっと具体的な形を取ったタナトスという悪意のある人物が登場した。最後にはバトル物で締めるのか、気になる終り方だった。

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2010.01.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

バカとテストと召喚獣7

バカとテストと召喚獣7 (ファミ通文庫 い 3-1-9)「来い、雄二。――僕が、お前の球を全部捕ってやる!」

うひゃー。一部の人には直撃弾な台詞ですな。今回のバカテスは男性陣が大活躍! というかさ、雄二と明久にバッテリーやらせるなんて反則じゃね?(笑) キャッチャー明久にピッチャー雄二はガチだわ。

ムッツリーニがネタキャラからかっこいいキャラになってきて、ドラマCDの配役間違ってなかったのではないかと思い始めたり、秀吉がヒロイン喰い始めて、瑞希と美波にあまり見せ場がなくなってきて心配になったり、楽しい巻でございました。

最後の翔子フラグが楽しみだなあ。翔子×雄二を楽しみに待っていよう。

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2010.01.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

生徒会の七光 碧陽学園生徒会議事録7

生徒会の七光  碧陽学園生徒会議事録7 (富士見ファンタジア文庫)面白かった~。今まで話にはちょくちょく出てきた鍵の昔の恋人と妹が初登場。特に妹がもうかわいくてかわいくて仕方がない。彼女が登場する本巻最終話は必見。

コメディが楽しいというのもあるけれども、どちらかというと女性陣のかわいさが出ていた話が多かった感じがした。今回は、最終話はもちろんのこと、リリシアとその妹のエリスの話がお気に入り。エリスの魔性っぷりはたまらんな。

シリアスパートも最後に向け大きく話が動き出した感じ。鍵は卒業に当たってどのような選択をするのか楽しみですな。

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2010.01.02 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2

生徒会の月末  碧陽学園生徒会黙示録2 (富士見ファンタジア文庫)生徒会のノリは相変わらずマンネリだけど、前よりは大分テンション高くなっていい感じ。アニメはじまって結構経つせいか、キャラのセリフが声優さんの声で再生されてしまう。アニメのキャスティングははまっていたんだなあと実感。

今回の短篇集は宇宙姉弟と中目黒に尽きる。もう中目黒かっこよすぎ。宇宙姉弟も楽しかった。特に守のコンビニでの鍵との掛け合いが楽しかった。作者はこの手のコントをお約束通り展開させるのうまいなあ。あと鍵は常々美少女は俺の嫁とか言っている割に巡は対象外っぽかったのが意外。

最後の椎名姉妹の短編は、両キャラクターの設定を垣間見せてくれて興味深かった。学園内だけではあまりピンと来なかったけれども、まさか真冬ちゃんがあんなイタイ子だったとは思いもよらなかった。そして深夏の愛されっぷりに納得。

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2009.12.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

放課後の魔術師 (4)ワンサイド・サマーゲーム

放課後の魔術師  (4)ワンサイド・サマーゲーム (角川スニーカー文庫)やっとこさ遥とまともに張り合えるライバル、ベルが登場。これで少しは話が賑やかになるかな。とはいえ、あまりにかませ犬過ぎるので微妙だけど。

今までずっと鴉との戦い続きだった本シリーズもちょっと休憩。安芸と遥の日常の学園を描いた短編が登場。ひとつの話の中に回想シーンのように複数の短編を挿入していく構成はテンポよくて小気味良く読めたかな。

短編の中では、普段描かれない学園の生徒との交流がある探偵推理研究会のお話の二編がお気に入り。あまりに世間一般と隔絶した話を展開しているので、こういう高校生らしい話は楽しい。特に映画研究会の方はいいオチしてた。あと、男の娘(!)である生徒会長が結構いいキャラしていたのでもう一度出てこないかと期待。

最後にあった仄香からのメールがいい引きで終わってる。このシリーズは、設定のバラし方がとてもバランスよくて感心する。

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2009.12.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

放課後の魔術師 (3)

放課後の魔術師  (3)マスカレード・ラヴァーズ (角川スニーカー文庫)読んでていらいら。全体的に読者を置いてきぼりにする展開が多すぎ。

斎条とナツメとの関係をなんの脈絡も無く看破する遥とか、まるでこれから起こることを予見したかのように便利道具をつも用意する仄香とか、撃ち抜かれると赤く染る金属片をなぜか胸ポケットに入れることを予見したイドとか、強奪されても沈まないようにジェシカシステムに浮き輪をつけていた絵里子とか。

どんだけおまえら先読みできるんだよ、と突っ込みたい。

特に、毎回ピンチを脱出する便利道具を渡してくる仄香が問題。ピンチのシーンでこれをやられると興ざめだわ。一度はいいけれども毎回の三度はないよなあ。この作品で、彼女はデウス・エクス・マキナの立場に立っているんだけど、まさか本当に神のような存在になっていたという設定はないよね…。

あと、そろそろ論理魔術の設定をちゃんと考えて欲しい。それぞれが操る論理魔術の特徴というか制限がまったく見えないので、いざ戦闘シーンになっても駆け引きもなく読んでて面白くない。翠は「可能性を止める魔術だ」と言っておきながら、翠の当主のように暗示をかけることもできたり、その辺いまいちよくわからないなあ。

お話としては順調に前に進んでいるかな。やっとこさ遥に眠っている魔術の片鱗も見れたりして、紅の魔術のすごさにちょっとわくわく。あとは、せっかくのサービスシーンはもうちょっと考えてくれてもいいんではないの? 斎条とナツメの逢引のシーンとか絵里子と安芸の脱出シーンとか! 作者はこういうのをうまくほのめかすのがうまくないのが残念。女性側にあんまり色気感じないんだよなあ…。

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2009.12.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

放課後の魔術師 (2)

放課後の魔術師  (2)シャットダウン・クライシス (角川スニーカー文庫)手堅い出来ではあるんだけど、うーん。微妙。きちんと先のシナリオ展開への布石は打っていたりはするんだけど、話が進んだ気がしないのはなぜだろう。やっぱり遥と安芸の関係に変化がないからか。

<紅>の論理魔術師として目覚めた遥がついに初戦闘?! ということで、戦闘シーンが多い巻。遥と安芸の両主人公の視点を頻繁に切り替えてテンポよくのはいいと思うけど、論理魔術関連の設定のフォローが少ないので、1巻と比べて戦闘に新鮮さが感じられないのが残念。『論理』魔術なのに、論理的に見えないのがねえ…。せめて魔術の法則の欠片くらい見えればもうちょっと楽しめたと思うんだけど。敵の狙いもよくわからんし、読んでてなんかもやもやする。

この戦闘シーンの多さに割を食って、キャラを掘り下げる書き込みが少な目なのがちょっと寂しい。特に安芸。遥にピクリとも反応していないのが寂しいなあ。遥の安芸へのモーションもいい線いっていると思うけど、健康的すぎてなんか盛り上がらないのが悲しい。安芸がデレるまでひたすら我慢して読む日々が続きそうだ。

あとは細かい点だけれども、今回の騒動の発端となる久米の導入に違和感があったかな。久米から絡むならわかるけど、まったく接点がなさそうな遥から絡むのはちょっと分からない。ただのキモオタだしなあ…。ハックの能力があるっぽいから、仄香と絡ませる方向なら今後は面白い方向に転がりそう。でも、そのまま捨てキャラになってしまいそうだな。

ここまで熱いファンタジーにもラブラブ方向にも行かず、全体的にちょっと中途半端な印象。どっちに転がるか、もう少し様子見かな。

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2009.12.17 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ

放課後の魔術師  (1)オーバーライト・ラヴ (角川スニーカー文庫)表紙とタイトルに釣られてふらふらっと手に取ってみたけど、そこそこ面白かった。

今まで普通の人間だった主人公の遥が、ひょんな事件に巻き込まれて魔術の力に目覚めるストーリー。

つかみはそこそこよかったかなあ。魔術師同士の戦闘は王道を行くものでいい感じだったし、ラブコメ要素もほんのり風味でくどくは感じなかった。遥がヒロインとしてはかなり強気に引っ張る性格のようで、どこまで派手にラブコメしてくれるか楽しみ。1巻の頭で出会ったと思えば、最後にはもうキスまでするくらい惚れ込んでいるんだもんなあ…。はええよw しかも、主人公の安芸に魔術をかけて首根っこ押さえっているって強すぎるんですががが。彼女の恋心の空回り具合を楽しむ話になっていきそうだなあ。

この作品での特色は、変わった人間関係を設定にしている所だろうか。妙に近親間、同性間のカップルが多いのが気になる…。周藤絵里子の秋津安芸への愛情の異常さも変だし、主人公の妹の播機仄香の外へ出られないトラウマも気になる。彼女がこのシリーズの謎を握ってそうだ。

個人的にとても気になるのがイラストのふゆの春秋氏。表紙を見ればわかるけど、髪の描き方がとっても特徴的。本文中のモノクロ挿絵だといまいちだけど、カラーだと映えるなあ。神秘的で魔術師のタイトルにぴったりの絵柄ですな。スカウトした人GJ!

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2009.12.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

さよならの次にくる(新学期編)

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)面白かった。ミステリーはやっぱりいいね!

最初のノリは前編と同じく短篇集のノリだけど、後半、伊神先輩が現れてからの怒涛の展開が素晴らしすぎる。前編から今まで仕掛けてきた伏線が一気に収束して行く様を見るのが最高にたまらない。これぞ、ミステリーを読む醍醐味じゃないだろうか。確かに、個々のトリックとしてはたわいもないものかもしれないけれども、物語全体をトリックとしてみると、最高に楽しい仕掛けが施してあったと思う。似鳥鶏、侮りがたし。ファンに成ったよ!

葉山くんは最後、伊神先輩なしに卒業編冒頭の謎を解いて成長したなあと実感させてくれた。これで物語としては綺麗に片付いたかな。ちょっと寂しくなってしまうくらい。

さてはて、これで探偵役の伊神先輩は本当に卒業になったのだけれども、このシリーズはぜひとも続いて欲しいなあ。伊神先輩は面白いネタ話せばすっ飛んで来てくれそうだし。柳瀬さんと希ちゃんとの対決も楽しそうだ。

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2009.12.14 | | Comments(0) | Trackback(1) | BOOK

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プロフィール

はしばみゆう

Author:はしばみゆう
エロゲを始めてはや10年超。数はこなしていないけど、結構長くやっているオタモドキ。
ここでは主にPCゲームやアニメ、コミック、ラノベなどの感想を書いていきます。18歳未満禁止の話題が多いのでその旨ご注意くださいませ。
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